妊活、つまり妊娠したいという風に意識をし始めると、一番に考えるのってセックスのタイミングですよね。不妊治療をしていなくても、これは気になるひとつのポイントになります。実際のところ「セックスのタイミングをいつにすると妊娠しやすいのか」に関しては意外と知らない人も多いです。また間違って伝えられることが多いのです!


セックス自体がプライベートなことなので、公に語ることがほとんどなく、また正しい情報が知られていないのも正しい情報を知ることのできない大きな理由なのかもしれないですね。ただ、妊活を始めるにあたって、妊娠の可能性を上げていくには、正しい知識を知っておくことが大切です。


妊娠できる日はいったい何日あるの?


その妊娠のしやすい日を予測して行うタイミング法はよく知られています。タイミング法は、基礎体温記録や排卵検査薬等を使って、排卵日を予測して、妊娠しやすい日にタイミングを計って性交する方法のことです。あくまでも自然妊娠の確率を高める一番シンプルな方法です。女性の月経周期の中には、妊娠できる日とそうでない日があります。さて、その中で妊娠できる日はいったい何日くらいあるのでしょうか?


月経周期が約1カ月だとすると、うち、妊娠可能、可能性が高い日は排卵日からさかのぼって6日間あるのです。それは、射精された精子が、女性の膣、卵管内で、5日間生きていて、一方、女性の身体で排卵された卵子は1日は生きているといわれています。その間は、それぞれ受精可能な状態にあるのです。


妊娠しやすいセックスのタイミングっていつ?


排卵の5日前から排卵日までの6日間が妊娠が期待できるゴールデン期間と言います。英語でも、妊娠への窓が開いているという意味で、この期間のことを「ファータイルウィンドウ」と言われているそう。


タイミング法というと「排卵日を狙って」とよく言われていますよね。私自身も実際に3箇所の産婦人科に指導いただいたことがありますがある産婦人科医は「排卵日その日に合わせて性交するように」と指導されました。友達の話でもそのように指導されることが多いそうです。

最も妊娠しやすいのは排卵日ではない?


実はもっとも妊娠しやすのは排卵日ではないんです!妊娠の可能性のある6日間の中でも排卵の4日前から妊娠の可能性は高くなるのですが排卵日の2日前から排卵日前日が最も妊娠しやすい時期なのです。排卵日当日にはすでに妊娠率は低下してしまうのです。


これは性交した日と妊娠率の関係を調べた2つの研究の中で、月経周期中に1回性交した場合、排卵日の1日前が最も妊娠率が高くなっていたという結果があったそうです。また、周期中に複数回性交した場合には、排卵日の2日前が最も妊娠率が高くなっており、いずれも排卵日には妊娠率が低下しています。


なぜ排卵日当日よりもその前日や前々日のほうが妊娠率が高くなるの?


排卵日よりもその1~2日前のほうが妊娠率が高くなるのは頸管粘液が精子の貯蔵庫として働いているからではないかと考えられています。射精された精子は頸管粘液の中に入っていきます。そこでいったん貯えられてから、順次、卵管へ送り出されるというのです。ですから、排卵日よりも、その前に性交したほうが妊娠しやすくなるということなんですね。


排卵検査薬を何本も使って、基礎体温から…絶対排卵日に!ではなく、排卵日のその前にをポイントにチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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