「いままでは異常がなかったのに、健診で羊水が少ないって言われました。どんな影響がありますか?」




羊水が少ないって先生から言われたら赤ちゃんになにかあったのかって不安になってしまいますよね。
でもずっと羊水が少ない場合と急に少ないと指摘された場合によって原因が違うので誤解しないでくださいね。

羊水は赤ちゃんを守るクッションようなもの、(外部からの衝撃を和らげる)赤ちゃんが運動しやすいよう空間をつくるもの、(赤ちゃんが動きやすい空間をつくることで、筋肉や骨格の発達を促します)そして赤ちゃんの肺の成熟させる大切なものなんですよね。
(赤ちゃんはお腹の中では、呼吸のような運動をしています。酸素や栄養は胎盤から臍帯を通って送られてくるので、呼吸はしなくていいのです。呼吸のような運動は羊水の肺の取り込みと排出を繰り返ししているのです。)

羊水は胎盤経由で取り入れられた水分が赤ちゃんの体中に取り入れられ、そして各臓器に送られます。

主に赤ちゃんの尿(老廃物は胎盤を通じてお母さんの血液中へ排出されます。)と赤ちゃんの肺の肺胞液、赤ちゃんの皮膚か分泌された液、羊膜から分泌液かなりたっています。しかし大半を占めているのが赤ちゃんの尿なのです。

ここまでは理解していただけたでしょうか???

赤ちゃんの羊水の大半が尿ということは、赤ちゃんの腎臓の機能が低下している可能性や、腎臓機能に何か病気がある可能性が考えられるのです。

羊水が少ないと、子宮の中でダイレクトにストレス(子宮の収縮)がかかってくるので、胎児ストレスといって、心音が低下してしまいます。場合によっては緊急帝王切開になってしまうのです。

他には、子宮の中を動く空間がないので、四肢の変形や、関節拘縮がおきてしまうのです。
そして、羊水の肺への取り込み排出ができなくなるので、長期間羊水が少ない状態が続くと肺が低形成の状態になって、赤ちゃんの予後に影響を与えてしまうのです。
でもこれはあくまでもずっと羊水が少ないケースですよ。

いままでは羊水のことは指摘されなかったのに、急に羊水が少ないと言われたら、考えれるが破水胎盤の機能の低下ですね。

破水や胎盤の機能が低下だったら、管理入院になってしまいますね。

でもこのケースでの羊水が少ない影響は赤ちゃんにダイレクトにストレスがかかって心音低下すること位だと思います。破水や胎盤機能が低下の場合はすぐに分娩方向になっていくでしょう。

急に心音が低下し、緊急帝王切開になる可能性があると思いますが、結構このケースは多いですね。

実際、私も羊水が少ないといわれ、誘発分娩と言われたら、次の日自然破水して産まれましたから!!(笑)

先生から何か言われたら不安な気持ちになるのはよくわかりますが、先生に詳しくたずねて、不安を少しでも解消しましょうね。