妊娠中、葉酸サプリメントをのんでいなくても、健康な赤ちゃんが産まれた、大丈夫だったという方は、葉酸サプリメントを飲まなくても大丈夫なのではないか、と思う方がいると思います。

確かに大丈夫だったらそう思いますよね。

知らないうちに食事で摂取できていた、つわりできつくても、果物などで(意外といちごなどの果物にも葉酸が含まれています)、しらずしらずのうちに葉酸をとっていた、葉酸をほとんど摂取がしていなくても、赤ちゃんに異常がおこならかったなど色々な理由があると思います。

全員が全員、神経管閉鎖障害になるわけではないですからね。

しかし、先天異常の中で、二分脊椎などの神経管閉鎖障害について、欧米を中心とした諸外国により疫学研究が行われ、妊娠可能な年齢の女性への葉酸の摂取が発症のリスクを低減することが報告されています。

実際に研究で報告され、立証されているのです!!

日本は、諸外国と比較して、二分脊椎の発生率が低いのは事実です。

でもよーく考えて下さい。

日本って、食に対して困ることって、ないに等しいですよね。

こういった面で神経管閉鎖障害が少なくなるのは、当然ですよね。

栄養を摂れているのだから。

確かに神経管閉鎖障害は葉酸不足だけが原因ではありません。

糖尿病てんかん薬の内服放射線被爆ビタミンAの過剰摂取など奇形をおこしうる因子や遺伝子的因子があります。

葉酸を摂取することで、100%予防できるかと言われたら違いますが、飲まないより飲んだ方が神経管閉鎖障害のリスクを軽減することができるのです。

例えばインフルエンザの予防接種のように、予防接種をうけていれば、かからないってわけではありませんが、かかった時に症状が軽く済みますよね。

葉酸サプリメントの摂取も、のんでいれば全員が全員予防ができるっていうわけではありませんが、発症率が減るとしたら、飲んでいた方がいいですよね。

赤ちゃんの将来に関わってくるのだから。歩行困難、排泄障害などに日常生活におおきく負担がかかってきます。

ここで結論になりますが、妊娠の可能性がある方は、8割近く予防ができる病気であるのだから、葉酸サプリメントをのんでいただきたいです。