妊娠・出産のために避けては通れないのが、夫婦の営みつまり「セックス」です。そもそも、女性の子宮内に精子を送り込むことでしか自然妊娠の方法はないのですが、それでもセックスレスで不妊外来に訪れる夫婦は多いと言います。


本人たちも赤ちゃんが欲しいと思っている、でもそのために必要な「行為」ができないというのは切実な悩みです。少し古いデータですが、日本家族計画協会が2012年12月20日に公表した「男女の生活と意識に関する調査」によると、過去1か月間セックスをしなかった夫婦の割合は41.3%で、調査を始めた2004年以降最も多いという結果だったそうです。


では、なぜセックスレスになってしまったのか。原因は何なのか。妊活をする上ではそこをはっきりさせることが必要です。なぜなら、その原因によって対処法が異なってくるから。


では、実際にセックスレスになっている夫婦にどのような理由が多いかと言うと、「仕事で疲れている」「面倒くさい」「そもそもそういう関係にない」「時間的にすれ違っている」という答えが多いようです。


仕事の疲れや時間的なすれ違いなど、物理的な障害があるのであれば、夫婦で妊活に向けての意識を一致させることが必要になってきます。お互いに子どもを望んでいるのか、どのくらい欲しいと思っているのかをきちんと話し合い、夫婦で妊活に取組む意識を持つことで夫婦関係は一層強いものになり妊活成功への近道になることでしょう。夫婦で妊活に取組む秘訣については当サイトにも参考になる記事がたくさんありますのでそちらを参考にしてください。


次に、そもそもそういう関係にないという夫婦の場合、一緒に生活する中で男女の関係がなれ合いになってしまい、相手を異性としてみることができなくなってしまっていることが考えられます。一緒に過ごす時間が長くなってしまったりお互いの態度がそうさせてしまうことは仕方のないことですが、実は長い期間一緒にいてもお互いに異性として意識した生活をすることは可能ですし、実際にそういう夫婦関係を維持している人たちも多くいます。夫婦関係を楽しむためにどのようなことに気をつければいいのか、お互いの意識を変えるためにどうすればいいのか、夫目線、妻目線の両方から参考になる記事がありますのでそちらを参考にしてください。


上記の理由以外に、EDなどの機能障害や膣内射精ができないなどの問題が挙げられます。これらの場合は医療機関を受診することが解決の方法です。EDの場合は内服薬で治療することも可能ですし、膣内射精ができないケースでは、人工授精が選択肢になってきます。


最後に、セックスレスの問題は、非常にデリケートな問題のため夫婦間でもなかなか話し合いにくい話題でもあります。また、失敗が続いたりセックスレスの期間が長くなったりするともう一度関係を取り戻すのに時間がかかってしまいあきらめモードに入ってしまうことも考えられます。


そんな時は、(日本ではとても数が少ないですが)夫婦生活専門のカウンセリングを行う専門家を訪ねる方法もありますし、同じようにセックスレスで悩む方のブログを読んでいろいろな解決事例を読んでみるのも良いでしょう。そうやって自分の気持ちが少し晴れれば相手と話す勇気が湧いてきませんか?もしかするとパートナーもあなたと同じような気持ちで悩んでいるかもしれませんし、それほど大きな問題だとは思っていないかもしれません。思い込みは捨てて素直な気持ちを伝えてみましょう。


トップへ戻る